アイシングの効果
- 2012年07月19日
- ブログ
ぎっくり腰・寝違え・足首の捻挫・突き指・膝の腫れ・野球肩・野球肘・テニス肘・シンスプリント・手首の腱鞘炎、スポーツによるケガなどは、患部が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛みが出たりすることがあります。これは靭帯、筋、腱、関節の損傷や使いすぎによる生体の炎症反応で、この炎症症状を抑え治癒を促進させるための応急処置としてアイシングを行います。
アイシング効果は次のようなものがあげられます。
1. 炎症症状をおさえる作用
2. 怪我による内出血・腫れを最小限に抑え治癒を促進する
3. 運動後の筋肉痛の軽減・疲労蓄積の軽減
私は炎症症状のある患者様に対して「自宅でビニール袋に氷と塩を入れて15分~20分ぐらい患部を冷してください」とお話します。
「先生、患部を冷すのは湿布でもいいですか?」と患者様からよく質問を受けますが「氷で冷やしてください」とお伝えしております。
一般に冷湿布は湿布内の水分が蒸発する際に、皮膚の表面温度を約2℃下げる効果を持ちます。すなわち皮膚表面を冷す事ができますが、深部を冷却する能力には欠けるということです。
またスポーツ現場で良く使用するコールドスプレーも深部を冷却する能力には欠けますが一時的に痛みを緩和させる効果があります。
氷でのアイシングは、患部表面だけでなく深部まで冷却することが可能で、最も優れた冷却方法となります。15分~20分ぐらい感覚が無くなるまで患部を冷して、感覚が戻ったらまた15分~20分ぐらい感覚が無くなるまで患部を冷します。
炎症症状が落ち着く受傷後2~3日まで何度かくり返し行ってください。
*氷での必要以上の長時間のアイシングは凍傷を起こす危険性がありますので注意が必要です。
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